乳酸桿菌
2012年01月25日(水)
読み方 - にゅうさんかんきん
歯肉を保護する為の酸を作り出す菌を乳酸桿菌と言い、普通に健康の人なら誰でも唾液の中に存在している菌です。
細菌の研究で、乳酸桿菌の一種の乳酸菌LS1が、歯周病菌やむし歯菌に効果があることが明らかになっています。
1)乳酸菌LS1は歯周病菌に対して殺菌効果がある
2)乳酸菌LS1により、虫歯菌の作り出す不溶性グルカンが顕著に減る
3)乳酸菌LS1は自らが生産する乳酸に弱いので、口腔内をむし歯になりやすい酸性の状態にすることはない
4)口臭ありと判断された人の2/3の口臭が消えた
乳酸菌LS1は、口の中で歯周病菌やむし歯菌の活動を抑え、歯周病・むし歯・口臭の予防に働く可能性が期待できることが明らかとなり、乳酸菌LS1を使った歯周病治療をする歯医者さんも増えてきています。